僕等の、 眩しいくらいに青かった春は 瞬きのうちに弾けて消えた 持ち合わせていれば 傷つくものばかりで それでいて 誰かに傍に居て欲しくて 不器用なままでは 万人に愛されないことを知って やむなく手放してきたそれを 今になって悔やむ大人にはなるなと 後ろを振り返って 誰にでもなく叫びたかった