少女パート
きっと神様は最後にいい夢を見せてくれているんだろう
そうじゃないとあなたに会えるわけがない
引き出しを閉じてしまったら私は彼のことを忘れてしまうから
神様は最後に私にも目をかけてくれたようだ
そうなのならば
せめて最後には言わないと
「あなたのことが好きです。」
「はい?」あなたに聞き返される
「いえ。」やっぱり言えるわけ無いじゃん
ガチャッ
「先程なんと言ったんですか?」目の前の男の人に聞かれる
少し眩しくて顔が見えない
「ごめんなさい。」
この人知っているのに、大切なのに、思い出せない
何回目なんだろう、この気持ち
でも、この気持ちに付ける名前は一つも思いつかない
「どちらさまですか。」
またそう口にしてしまう
fin
なんだろう、
シンプルにココロを打つ。
上手ですね〜