まどを揺らす風が冷たい九月、黄色い電燈に照らさせた机。
小指のリングを抜いてグラスに沈めたらきっと、きっぱり冷えた氷の色で
ぼくの左手はとうめいに染まってしまうから。
黄色く燃える電球を外して口に含めばきっと、火傷した唇はもう
きみに放すことばも知らないままくっついてしまうから。
影の浮いた手のひらを、ひとり握りしめたらきっと
ぼくはそのまま動けなくなってしまうから。
今日はこのまま、目を閉じさせて。
ちっぽけな世界に、おやすみと。
(なんだろう、ちょっとアブナイ感じ…笑)
(体調もすぐれないのでそろそろベッドに上がります。みなさんおやすみなさい。)
ゆらゆら動く「死」を暗示させるような気がします。
孤独と風邪とが相まって、苦しむような眠るような主人公。
おやすみ。が寂しく見えますね。
(シャアさん!お体、大丈夫ですか?
明日には良くなっている事を願って。
おやすみなさい。)
ふしぎな余韻。お酒を飲んで、すこし大人になったみたいな。大人のせかい、のぞいて見たような。
シャアさんのことばは、飾らないのに、どうしてこんなに、自然に魅力的なんだろうって。
季節の変わり目ですもんね、ご自愛くださいね。
やさしい夢がありますように。
(ひらがなの"とうめい"も、いいですね)
(最近、やたらといろんな"とうめい"が目に入ります。意識するだけで、たくさん散らばってるんだなあ)
なんだか、シャアさんの新たな一面を見た気がします(笑)かっこいいなぁ。
なんだか、言葉たちが色んな色で満ちていて、ひきこまれました。透明だったり、真っ赤だったり、黒に近い藍色だったり(影って言うと藍色を連想しちゃうんです)。ただひたすらに、かっこいい。
((体調の方は大丈夫ですか??早く良くなりますように。))
まめさん ≫
うん。
確かに、そんな感じで書いた気がします。
微熱でもあったのかどうか、"苦しむような眠るような"ってことばは正に言い得て妙。
レス有難う。
(体調は、どうにか持ち直したみたいです。)
(ご心配かけました。)
のあさん≫
ふふふ(笑)たまにはこんなこと書いてもいいかなって(笑)
"真っ赤"を思い描いてくれたのはすごく嬉しいです。ホラーのつもりじゃないけど、目を閉じた世界って実は極彩色なのかも知れないから。
有難う。
((疲れが少し溢れたのかな、たまにくる谷間なんです。有難う。))