いつまでも飛び続ける、そんな鳥を追いかけた。 ある日は、星空を巡り、ある日は、森を駆け回った。 いつまでも夢中でいられると思った。 あの日、月が告げた終わりは、もう少しでやってくる。 最後に託す言葉がある。 でも、それは多分、終わりを認めてしまうものだから、そっと胸にしまった。 いつまでも追いかけて。 (いつまでも続くものなんてないのかもしれないけど、それでも信じていたいのです。まぁ、そんなものですよ。)