あんまり優しいから 優しく振る舞うことさえできないでいる 人の痛みが分かりすぎるから けれども人は あんまり真っ直ぐなものを かえって拒んでしまうから 手を差し出すことのできなかった 君自身の 罪悪と 恐れと 何より羞恥と。 それはあんまり痛ましくて だけどそれは とても尊いもののはずだから ああ 願うなら 君の苦しみが すぐに癒えるように。 葛藤を乗り越えて 君が君の優しさに 誇りを抱く日が来るように。