ぶらん、とぶら下がった 僕はまだ捨てきれないまま、 それでも抱えきれぬまま、 歩いていくんだろう。 目まぐるしく変わる毎日の中で、 振り落とされないことに必死で、 空の蒼さすら忘れてしまうのなら、 呼吸すら止めてしまいたくなる。 それでもぶら下がった命を、 ただ見つめながら生きていくのだろう。