2

迷子

だれのための嘘だったのか
きょうもわからないまま
赦してほしいひとも
たたかう相手も
なんにも見つからないまま

目を開けるだけで始まってしまう
ただ儀式のように
終えるためだけの眠り
永遠などありえないと
つぶやいて また祈った

夢のなかで進む道は
まっすぐ伸びて光っているのに
どうして、なんて
ほんとうは
わかりきっているのに

(自分捜索願、出したくなるような)
(どこまでも、迷子)

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。

  • 終えるためだけの眠り。うーん、確かに。
    昔は眠ることってもっと楽しみで、夢のなかに居場所もあった気がします。

    でも迷子ってことば、嫌いじゃないかも。


    (レス有難う。返事が載らなくてごめんなさい。)
    (とうめい、は素敵ですね。)

  • »シャアさん
    眠ること、すきだったはずなのだけれど、最近はすこし困ってます。起きているときになにをすればいいのか、なにがしたいのかわからないから、「きょうなにも出来ていないのに、どうして眠るんだろう」って。
    日にちを区切るために眠っているみたいだなあって。

    わたしも、迷子、きらいじゃないです。

    (シャアさんのとうめいは、なんだか独特な存在感があるなあと思います。すきです)