私の父親の話をします。
はっきり言って、今の私は父が好きではありません。だって、文句ばっかり言うんです。
夕食のときも、野菜が硬いだの肉に火が通ってないだのお味噌汁がないだの(お酒飲んでたからいらないとみんな思ってました)、母が作るときは文句ばっかり言うんです。
「母がかわいそう」とかではなくて、そう言われてる食べ物がかわいそうじゃないですか。
醤油がないとか唐辛子がほしいとか、気付いた人が持ってくればいいのに、父は必ず人に持ってこさせます。
だから、お皿洗いのときに、皿をガチャガチャすれば、「誰かが何とかしてくれる」って甘えてるんです。
そのせいで私は勉強に集中できません。煩くて。
どうせ集中できないなら、不快な音を聴いてるより音楽聞いてる方がまし。
私が小さいときは、「みんなが楽しくご飯食べてるときにぐずぐすするな」ってあれっだけ言ってたくせに、今は父が一番みんなを不快にさせてます。
あと、教師なのですが、よく生徒の話をします。
現役女子高生の立場から言わせてもらうと、「こっちの立場なんて何にも知らないくせに、分かったように言わないで」って思うんです。
私たちには、大人には分かり得ない、思春期ならではの感情とか悩みとか、あるじゃないですか。
そんなのも知らないで、「女子高生はハードルの低いことですぐ泣く」とか言わないでほしい。
「じゃああんたはその子の何を知ってるわけ？学校が全てじゃないんだよ。その子がどんな気持ちかも知らないで、そういうこと言うなよ。」って。誰にも相談できない悩みがあるかも知れないじゃないですか。
確かに父は、私よりも人生経験が豊富で、教師としては優秀かもしれません。
でも、私は違うと思います。
父の言ってることは。
だから従わないだけなんです。
自分が「いい」と思った大人には、とことん付いていきます。
自分の親が、たまたまそういう人じゃなかったってだけ。反面教師ですかね笑