ゆっくり
押し寄せて
体のなかに流れこむように
“理解”がやってくる
それはじんわりと悲しくて
諦めることと似ていて
でも部屋の外は春だから
私のなかにもやってくる春だから
なにもしていなくとも
浮かんでくるそれらに
小さな穴をあけて
萎ませる
しあわせな朝はまだここにある
この胸にコトリとはまった時から
しあわせな瞬間は確かにあった
その時だけは“永遠”だった
きみはずっと光っていて眩しい
幻想はいらない
未来はいりません
今、目の前にいるこの人が
私の現実
いつもありがとう
今日もお疲れさまでした
風がつめたくて気持ちいい
(14の時から数年間、このポエム掲示板でお世話になりました。懐かしいなー初めまして。)