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大切な物を見失った哀しい夜の詩

君は息をするように嘘をつく
そうやって無傷のまま
傷だらけの僕を優しく見つめる
もう、やめてくれないか
君の嘘の踏み台にされるのは
すごく、すごく疲れたよ
ねぇ、楽しかった?
なんにも気付かない僕を
何度も何度も振り回して
楽しかったならもういいよ
結局僕には君を恨めない
バイバイ、大好きな人
もう顔も見たくない
後悔は不思議なほど無い
けど、心にあいた大きな穴は
何で塞げばいいのかな?
心をえぐるような悲しみは
どうすれば消えるのかな?
君は平気な顔で目の前から消えて
たった一人、僕だけが
終わったゲームに取り残されている

  • 今日くらい、空に雲の無い夜が良かった…
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