小学校低学年の頃、初めて一人で友達の家に遊びに行った時のこと。お母さんがちゃんと帰りに降りるバス停を教えてくれなかったので、私はどこで降りたらいいかわからないまま、終点まで行ってしまった。泣きながら運転手さんに「降りる場所がわからなかった」という私。すると運転手さんは、携帯電話を貸してくれて、私はお母さんと連絡を取ることができた。数十分後迎えに来てくれることになって、ようやく泣き止んだ私に、運転手さんはジュースを買ってくれて、優しく話しかけてくれた。それからたわいもない話をして、お母さんが迎えに来てくれて、私は無事家に帰ることができた。
ついこの間も、反対のバスに乗ってしまって、（さすがに泣きはしなかったが）運転手さんに助けられた記憶がある。
結局小さい頃からなにも変わってないんだな。