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僕が生きてる意味はどこにあるんだろう
ってどこかにあるとまだ思ってるよ
逆光 香水 水道に顔を近付けるあの子が尊い

僕が生きてる意味はどこにあるんだろう
って生きてる間に見つかると思ってるよ
アスファルトに根を張る黄色い花
涙 惰眠 民主化 過呼吸

午前三時の静寂が不気味
自分以外の人が皆死んだみたいで

慢性的な鬱状態に差し込んだ光としての偶像か
その笑い声で至極理不尽な怒りが鎮まるんだから
まさに魔法だ
自分の醜さを熟知してるからこそ
少し遠いくらいの距離感で
光は今日も僕を照らす
傷から流れるこの血を照らす

僕が生きてる意味はどこにあるんだろう
皆と同じ場所にあるんだろうか
睡眠薬 約十分の喧騒 想起する未来 来春の可能性

目の前に立ちはだかる難題の解決策を
知らないからもう今すぐ逃げ出したい

盲目的な意識の中で思い出すあの子は眩しすぎる
その存在が至極理不尽なこの世界にしがみつく
唯一つの理由
自分の愚かさを熟知してるからこそ
こんな関わり方しかできない
光は今日も僕を照らす
傷から流れるこの血を照らす

僕が生きてる意味はどこにあるんだろう
もしあったとして僕はその意味に
誰かが決めたその意味に
納得できるかな 逆らえるかな

僕が生きてる意味はどこにもねえよ
あったらこんな人間じゃねえよ
あったらこんな人生じゃねえよ
あったらこんな風に探してねえよ

劣等感虚無感を掻き分けて
千鳥足で一応のゴールまで
何の義理があってこんな社会に
貢献することが決められてんだよ
自分の情けなさを熟知してるからこそ
光なしで闇を歩けない
光は今日も僕を照らす
余すところなく僕の汚点を照らす

生きてる意味とか考えると
いつも死にたくなってしまうから
何か別のことを考えよう
例えばあの子のこととか

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