薄っぺらい文明の利器を掌に握って
何百キロも離れた君の声を待つの
科学の進歩に感謝して
「久しぶり」って
確かめ合うの
少し上ずった声、
笑い方、
心臓がきゅってなるものばかりで
少しずるいよ、
いのち短し恋せよオトメ、
なんて、花と同じ寿命なら
素直になれたりするのかな
あなたとの一瞬が
永遠になればなんて
贅沢は言ったりしないから
それでもヘソが曲がった私は
潜り込んだ布団の中で
あなたに対する口実を
考えながら眠るのです
まだ先は長い、なんて自分を誤魔化していたりして、内心は焦りまくってたりする矛盾のぼく。
電話って不思議な魔力で、ある意味で面と向かって話すより好きな部分もあるけれど。
正直、昔の小さな電話のほうが手のひらに収まって好きだったりして
長電話、してないなぁ。この頃…
言葉が素直に出てくれば良いのに、なんて弱気なわたしはいつもきっかけを探すだけでその先が怖いだけなのかも。
確かに!電話って実際の距離より近く感じるから不思議。魔力って本当にその通りだなぁ、、
ずっと続けばって思っても、終わりが来るから恋しくなるのかな、長電話。