想いも溶かして 糸も解いた ベットライトに透かしたカーテン 風に揺れる 背中に羽はあった 見上げるあなたの瞳の中 背中に羽はあったのに 白が霞んで見えなくなった ベランダに立つ ただ、振り返ったとき 肩甲骨がうずめいた 代わりにはならない あなたの体温、ひとつ奪って行く