あれだけ黒の中に居たいと願ったのに 目が萎むくらいに抗ったのに 何故僕の願いは聞いてくれないのか 操る誰かが居るのなら 胸ぐら掴んで脅してやろう 何を差し出せば黒の中に居られる 分かってる 僕の息が止まるまで この願いはおあずけだ だからそっと僕は僕を慰める 「黒に染まったらきっと また白が欲しくなるから、 今のうちに白を噛み締めておいで」