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おやすみ即興詩。

一両きりの気動車[ディーゼルカー]が
飛ぶように駈けて重い夜空を揺らした
土手のむこう、水の香りがするようだ
おやすみを云う相手もいないけれど
ひとり、泣きたいときの本を選んでおやすみ。

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