今日乗ったバスは、 行き先を言ってから料金を払うバスで、どこまでゆくと わたしがいうまで 運転手さんはICカードをかざすところを手で隠しているのです。 行きたい場所に行けなかったくせに 君はどこに行きたいんだろうね、 なんて叫ぶ2人席を ひとり 抱きしめて、終点まで。