一晩放置した弁当箱の入ったロッカーを開ける、まるで「禁断の扉」を開けるような気持ちである。開けるとそこには強いオーラと異臭を放つ「パンドラの箱」があるのである。出した後も十分ロッカーはパンドラの臭いで満たされている。今度からロッカーにはリセッシュを入れておこうと思うのである。また、自宅の最寄駅の自転車駐車場から自転車を出す時、財布が必要となる。となると、バックを開けなければならなくなる。つまり、再び「パンドラの箱」にやられないよう取り出さなければならない。「パンドラの箱」をいつも洗っている母よ、ありがとう。