恋をしてから
晴れの日が楽しくなった
曇りの日でも楽しくなった
でも
雨の日がもっと楽しいんだ
だってさ
晴れてる間 どれほど 君への気持ちを歌ったと思ってるの
曇ってる時 君への思いを雲に隠しておいたんだ
そう
君への気持ちが
そう
君への思いが
君に降り注ぐ 雨粒に
君に降り注ぐ雨の中
叫ぶ私
雨の中なら他の人に声は聞こえない
世界に私たちしかいない気がする
そして
降り注ぐ雨の中に溶け込んだ私の思い
そして 必ずいつかは
雨は止む
その時 2人の間には澄み切った青空と
2人の思いが通じた橋が
キラキラと瞬いているのだろう
その橋には 天国の手前で
大切な愛犬が 笑顔を浮かべていた
まるで
2人を見守り 祝う 神父のように
そして2人に問う
「病める時も健やかなる時も
2人で歩んでいけますか?」
愛犬はさらに付け足す
「フローリスト、緑紳士。
互いを理解し、愛し合いなさい。
緑紳士、僕がこの世から旅だったショックで泣いた彼女を支えてくれてありがとう。」