帰宅中に、ある人とすれ違った。 あの制服。私が落ちた高校だ。 いや、勇気と実力が無くて諦めた高校だ。 あ、やっぱりその程度だったんだね。 って言われた。私は、私は。 今が楽しいはずなのにな。 あそこに行ってたらもっと楽しかったのかな。 見下すのも、見下されるのもキライだ。 無性に悔しい。ただただ悔しい。