ちょうちょの濡れた羽が、きらきら反射した。 あなたばかりが頭に残ってる。 足りないものばかり、欲しがりあっても 満たされないまま、染まってくだけ。 もう飛べない、とゆらゆら羽を伸ばした。 あなたの言葉、床に散らばった。 混じり気ない純粋なすべてで、君を飲み込めたらよいのでしょうか。