まぶたにのせた、星の屑に 思わず触れた指先が キラキラとまるで天の川みたい むせび泣いて拝んでも 涙は星座になんてならない 愛のない明日なら望みもしない とってつけたような見えない心も切り取って、刻んでスープにでもして 濡れた両手にどうしても、鱗はこびりつく 金魚も抜け出す水槽で僕らはすべて、溺れていた