いつからだろう
こんなに君を見つめて
君が可愛くて愛おしくて
別に恋とかそんなのじゃなくて
ただただあなたという存在があることに
感謝して
いつからだろう
朝、昇降口で君を見ないと
ただただ心配で心配で
授業に集中出来なくて
何も手が付かなくなって
ハラハラして
いつからだろう
掃除中教室から廊下の君を見つめて
ほかの男子と絡んでいるのを見て
目という名のシャッターで永久保存して
日々まだ見たことない君が見れるのが
嬉しくて
いつからだろう
美術の時間に窓からプールを見る
私の授業が美術の時君は体育で
水泳やってる君の姿が見れて
もうひと目で君がわかるようになっちゃって
作業の手が遅くなって
いつからだろう
こんなにも学校が楽しくなって
嫌な水泳も我慢できるようになって
あんなに苦痛だった学校に
行くのが楽しくなって
幸せで
すべてあなたのせいです
すべてあなたのお陰です
今年度いっぱいで
転校することがわかって
でも言えなくて
あと何回あなたの顔を見れるだろう
あと何回あなたと話せるだろう
あと何回あなたの後ろで下校できるだろ
そんなこと考えるようになって
これは依存です
『恋』ではなく『愛』です
あなたにとって私が知り合い以上友達未満でも
私にとってあなたは大切な友達です
いつかあなたの『友達』になってみせるから
それまで待ってろよ
そして
今までもこれからも
あなたとの時間を大事にします