さよならは振り返って見るたび綺麗なものになっていく そこに咲く花も君のいる昨日も 煩わしさに泣いて 散らばった不透明をただかき集めるしかできない 密かなら微笑みも翳むの 甘い秘めごとになってしまうから 息絶え絶えで述べる思慕は 悲劇のようになってしまうのに 歩む先は知れず ひとときばかりが支配して 仕上がったときめきを捕らえながら捨てながら覚束なく、覚束なく、