きみを思い出すことができるものは そこらへんにちらばっていて それを見るたびに 私はちょっと 未来が怖くなる その度に きみの香りがのこる服を 抱きしめて毛布にもぐりこむ 今ある幸せに身をゆだねて 怠惰に流されるくらいなら こういう孤独感や不安というのは 必要なのかなと最近思う だらだらとした幸せは あまりに幸福にみちているけれど すこしの緊張感と すこしのゆるんだ まるで二度寝をするような そんな だらけきった幸せを いい具合におりまぜて生きたい