たとえば、 ペディキュアの色を選ぶときみたいに ちょっとだけ幸せだったの 触れた肌は同じ熱を持って 頰に触れられて愛おしく思った 無責任に幸せになれよなんて言わないで 恋は落ちたら負けなんだって 隣にいればいるほど思うから 夜空に消えた花火の残像を 瞼の裏に焼き付けて