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花火と、君と、

たとえば、
ペディキュアの色を選ぶときみたいに

ちょっとだけ幸せだったの

触れた肌は同じ熱を持って
頰に触れられて愛おしく思った

無責任に幸せになれよなんて言わないで

恋は落ちたら負けなんだって
隣にいればいるほど思うから

夜空に消えた花火の残像を
瞼の裏に焼き付けて

  • あなたの明日が晴れますように。
  • 綺麗なまま、どうか消えないで
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