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望遠鏡、窓辺

優しい香りでごまかす気持ち
カーテン越しの陽のひかりが
急かしているような世界だ
切り刻んだ恋情をことごとく
鍋に入れて煮込んだら
今晩のメニューはいつだって
絶え間なく君のためにある
不確定な期待で買えるものなら
良かったかしらどうかしら
「いつ何時もきみのために」
と笑う君なんてなんだか変だ
明日だって12時を回ったとしても
私たちを迎えにくるかもわからないのに

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