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ルーラス

「一人ぼっちで構わない、嘲笑われたって、死にたいなんて微塵も思わない
だって人はいつも1人、僕も君も、そうだろ?ルーラス。」

すんません、強がって。寂しいです。本当のことを言うと、人が大好きでありますから

独りの僕をバカにして、嘲笑ってもいいよ、それくらいなら充分、いや、十二分慣れてるから


ねぇルーラス、抱きしめてさすってくれないか…
他のことなら、何にもいらないからさ…

ルーラス、微笑んでただ寄ってくれないか…
君が笑うならそれでいいからさ…


「仏様、僕は輪廻を解脱したいなんてこれっぽっちも、微塵も思わない。
だって、やり残して死ぬ予定がたくさんあるから」

だからさ、僕は狂ってるんだ、以外にも
本当のことを言うと、みんな驚きますから

独りの僕をバカにして、避けてもいいよ、そのくらいなら充分、いや、まだ不十分な気もするから


ねぇルーラス、抱きしめてさすってくれないか…
他のことなら、何にもいらないからさ…

ルーラス、微笑んでただ寄ってくれないか…
君が笑うならそれでいいからさ…



ねぇルーラス、「君は悪くない」と
一言、それだけ言ってそばにいてくれないか…

ルーラス、手を握って離さないで、ルーラス。
お願いだからさ、ねぇ、ルーラス。

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