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ビリー・ジャン

(ぼくは嘘をつくからね、きみを騙すからね、だけどね、きみがぼくを騙した時、ぼくはきみを諭すことも、追い詰めることも、怒ることもないから)


誰もが先人の刺した標識を頼りにする。でもそれは決して確かなんかじゃないよ、安心して、

誰もが安全な道を進もうと努力する。でもそれはきみの生き方が狂ってるって訳じゃないよ、大丈夫だよ。

独りぼっちだから間違ってる訳じゃないんだよ、だから顔を上げて、ねぇビリー・ジャン?


ビリー・ジャン、きみはどこで停まってるの?独りじゃないよ、分かってるよね
ビリー・ジャン、いつまでも泣いてたら意味無いよ、ねぇ、ビリー・ジャン、大好きだよ


誰もが平和を目指して生きている、だから、独りぼっちが生まれるのはなにもへんなことじゃないよ、憂うのは自由

誰もが独りぼっちで生きるのを拒む、だってきみもそうでしょ、なにもださいことじゃないよ、だからあたしがいるよ

マイノリティーがおかしい訳じゃないんだよ、だからそばにおいで、ねぇ、ビリー・ジャン?


ビリー・ジャン、きみはどこで停まってるの?独りじゃないよ、分かってるよね
ビリー・ジャン、いつまでも泣いてたら意味無いよ、ねぇ、ビリー・ジャン、大好きだよ


きみはいつも言ったね、
「独りぼっちでも死にたいなんて微塵も思わない」
って、それ、嘘だって知ってるよ、あたし大体わかるんだからね


ビリー・ジャン、きみがどこまで騙していても、あたしは信じてるよ、分かってるよね
ビリー・ジャン、そういうことも大好きだよ、ねぇ、ビリー・ジャン、返事なんてなくていいから、そばに居るからね。

ビリー・ジャン、少しだけ背が伸びたね、きみの「おとな」も「こども」も全部信じてるよ、いいよね
ビリー・ジャン、あたしだけは微笑ってるよ、ねぇ、ビリー・ジャン、あたしはきみじゃなきゃ、きみはあたしじゃなきゃだめだね。

  • エレカシは意識してません
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