諦観と惰性だけで生きている 僕の濁ってしまった双眸は 一体何を眺めている? 心が死んでしまったかのように 何にも希望を見ないで 動けなくなった 君が“好きです”なんて言ってくれたら 何かが変わるのかななんて 呆れた幻想を抱いて 僕は現代に冒されたのだろうか とうに自分も見失って 陽射しは等しく降り注ぐのに気付きもしなかった