泪がこぼれたら
みぎもひだりも
うえもしたも
分からなくなる夜
雨が降った後のアスファルトを眺めて
扇風機の前でやるせなさを紛らわす
誰かが誰かを愛すように
わたしも君を大切に想っていたいんだって
言えたらどんなに楽だろうね
純情ぶったって
いつかボロが出るものなら
もう時間の問題なのかもしれない
半透明なグラスの中に
欲張りを押し込めて
優しいね、しっかりしてるね、頑張ってねって
それって最高の凶器と言う名のほめ言葉
昨夜は遅くまで従姉妹と話をしていて、いろんなことばに敏感な子なのだけれど。
ぼくなりに考えて選んだ「いい子」ってことばに彼女は語弊を感じたらしくて、やっぱり日本語は難しいなぁ。
《シャアさん》
お久しぶり。レスありがとう。気づくのが遅くなって、お返事が更に遅くなってごめんね。
わたしも今日、久しぶりに従兄弟に会って話をしたんだけど、一個しか違わないのにあんなに大人びてるのはなんでなのかなぁって思ってしまって。言葉の選び方、気の使い方1つとってもわたしよりずっと大人で。
言葉は人によって受け取り方が違うから、難しいよね。自分が思ってた温度のまま相手に伝われば一番だけど、相手にとっては途中で全く違うものにすり替わってる可能性もある。難しいね。いつだって、自分の身の丈にあった言葉をいつも探してしまうのは、自分が傷つくのが怖いからなのかな。