届かない 触れない指に 冷たい風がとおる。 響かない 揺れない鼓膜に 世界が斜めに揺れる。 未来は、 僕が、 独りで描けるものじゃなく 暗闇では道は見えない。 愛しい、 恋しい、 誤魔化せるものじゃなく 色も意味も見えない世界で。