過激をヒョイと脱ぎ捨て、大人すぎた夏が終わる
背伸びした俺たちを、夏は迎え入れるのか
破廉恥をちょっと忘れて、まだ少しだけ青に戻れる。
そんな期待もヤワなまま、明日は違う顔か。
お前が派手に脱いだ時、俺らのソレは本気だったね、愛の数式なんて当てはめずに過ごした。
そんな日々を瞞しとは言わない
いつも愛に満ちていた、愛すべき日々を
もう続かない、手を振るしかない
そう振るわない、夏は狂わない
もう続かない、そうさ最終回
お前にバイバイを、そしてララバイを
しなきゃ
化石を避けてここで、オトナの風が止む
心ん中に空いた穴は、お前じゃないはずさ
破廉恥が好きな俺らのソレは青ではなかったね、初めは真っ青だったけど、燃えるように赤だった
俺がキザな態度で、お前の肩に手を回した時のお前の目が、妙に胸を昂らせやがったんだ
それは愛じゃないと言う奴はいるけど
俺らからしちゃ、それが本物の愛だった
もう続かない、2人は何故か
手を振りあわない、いつまでもキザさ。
もう愛せない、愛してるけど
俺からgoodnightと最後のキスを
したい
頼むから、涙等流さずに、最後まで
俺等らしく、終わりにしよう。
そう「さよなら」も
お馴染みの奴等と百鬼夜行、青さ故の誤ちもロックで飲み干して、でも頭の片隅に何時ある
大人すぎた夏の残り香
もう一度青に戻れるなら
見掛け倒しの愛ならいらない、青い空の雲にお前を浮かべ、風に流され飛んでいってしまう
そこらじゅうの夏の空気感
もう一度、お前に会えるのなら
嗚呼…嗚呼…
もう続かない、手を振るしかない
そう振るわない、夏は狂わない
もう続かない、そうさ最終回
お前にバイバイを、そしてララバイを
しなきゃ
LaLaLa…