この曲が最近ぐるぐるして離れない。
高校生初期の私だったら、この曲を聴く機会もなかっただろう。
大学のお金を考えると本当に鬱鬱としてくるし、私がいっそいなかったら、全部終わらしてなにもなくなりたいとも思えてくる。
高校生の頃はお金に無頓着だった。好きなバンドのライブに行ったりだとか、お小遣いを貯めて箱に出てライブをしたり、なんというか何をするにもあまり困らなかった気がする。あまり「お金」を意識していなかったのかもしれない。
大学生になって、当たり前のように自分でお金を払うことが多くなった。ご飯代、学食代、交通費、年金やら教科書代やら実習費やら課題製作の素材代とか。アルバイトをしても、ギリギリ賄えるくらい。
すると、生きてくのにはお金が思ったよりも必要で、どれだけ親に工面されてきたのかなんて実家住みでも嫌でも分かる。
思い詰めるとイライラして私ではなくなってしまうし、多少の楽観で友達と美味しいものを食べに行って生きている。なんとかならないこともないと。そう思わないとつぶれてしまう。
この曲を聴きながら生きなきゃな、と思う自分がいて、楽しいことのために生きようとしてる。
本当にそうですよね。
生きているだけで、人間って、こんなにもお金がかかる生き物なんだなと
つくづく思います。
10代の時には、お金って何だか少し汚いみたいなイメージがあって。
でも、やっぱり大事なんだなあって思う様になりました。
汗水流して自分で働いて得たお金って、何だか価値があるように思えてきます。
わたしは一人暮らしをはじめてすごく実感します。お金って大切なんだなあと、バイト必死こいて頑張って得た給料でなにやらやっていると足りなくなります。家族への感謝が自然と芽生えてきました。わたしは浪人もしましたし、たくさんお金も時間もかけたし、だからそのぶん思いきり楽しんで勉強してバイトするんです。迷惑かけたな、と思うよりありがとうの気持ちを大きくもって、今を精一杯楽しみます。ありがたいなと。