今も、色んなことを覚えています。
その日、何か胸騒ぎがしていつも8時起きの私が5時から起きていたこと。
早朝6時半くらいにおじいちゃんから電話が鳴って起きていた私とお父さんが凍り付いたこと。
急きょ部活のパーティーを抜け、九州に向かう道中の無言の時間。
お通夜の日、午前3時にいとこたちと折り鶴を折ったこと。
午前4時にいとこたちが寝、私一人で葬儀会館の外に出たこと。
おじいちゃんのスピーチ。
今でも思い出すだけで、涙がにじみます。
でも、特に別れ際に遺してくれた言葉が、今の私を支えています。
私はまだ、親にむかつくことも多いし、「私なんか」と感じることもありますが
そのたび、おばあちゃんの言葉を思い出して
”人生へのやる気”みたいなのを出しています。