僕には僕の色がある
君には君の色がある
でも心の奥で僕の色は
君の色に変わっていった
そんなの気のせいだよと心に言い聞かせ
今日も家に帰ったよ
群青色の空の下で
ありふれたラブソング歌ったよ
でもそんなんじゃ誤魔化せなくて
いつものように帰ったよ
そんな色もこんな色も色々大事にはできないけれど
君の色だけは大事にしたい
それだけ言える勇気が欲しい
それを恋って言うのかな
恋の色ってなんだろう
「君の中の色です」
と言われて気づいたよ
これが恋の色だって
僕だけの恋の色だって
茜色の空の下で
いつか告れると呟いたよ
でもそんなんじゃ誤魔化せなくて
勢いに任せて告ったよ
「そんな色もこんな色も色々大事にはできないけれど
君の色だけは大事にしたい
つまりは 君が好きだよ」