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改憲派の立場から

今回の選挙で大きな争点になる憲法改正について、僕が改憲を主張する理由について述べさせて頂きます。
まず、自衛隊の立ち位置です。
現憲法下では、自衛隊の直接行動は禁じられています。確かに他国への武力行使が憲法に違反するのは一目瞭然です。それでは、自衛隊の存在はどうか。これは賛否両論ありますが、僕は違憲だと思っています。憲法9条には「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。」とありますが、自衛隊創設の意図から考えても、軍事力の面から考えても、自衛隊が「戦力」と見做されるのは明らかでしょう。
そうでなくても、そもそもこれについて賛否両論が起きるのは、9条条文が「様々な解釈がある、普遍性に欠ける文章」であるからだとは言えないでしょうか。
続いて、抑止力としての軍事力の位置付けです。
現在日本は、北朝鮮との間に深い問題を抱えています。これに対して、「対話で解決できる」という人もいます。
しかし、仮にこの始まりが拉致問題にあると考えれば、そこから既に30年以上尾を引いてきたのは何故でしょうか。やはり、北朝鮮の挑発に対して行動を起こせない日本は、軽視されているというべきでしょう。武力攻撃を正当化するわけではありませんが、相手を対話の席に座らせるには、対等な実力が必要です。
前述の拉致被害者を始め、海外の紛争地帯の日本の救助にも改憲は必須です。過去には、イラン・イラク戦争の際、イラク国内に取り残された邦人をトルコ航空機の救助まで助けられなかった例もありました。
もはや、憲法維持によって平和を守ることはできなくなったと僕は考えます。

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