0

つまらないはずのいつもの帰路
弱い風と赤紫色の街
優しい音楽が孤独な僕を撫でる
騒々しい車のバックライト
僕は眼を細めた
愛を求め疲れきった彼女は気付かない
齷齪回る世の中で
自由や夢を探す事に意味なんてあるのか
いつだって誰か一歩踏み出そうとする度に
涙はこぼれる
信じていたものさえ見えなくなりそうで
震えているのか
そんな心もしまいこみ
掴みたいと思った夢がある

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。