つまらないはずのいつもの帰路 弱い風と赤紫色の街 優しい音楽が孤独な僕を撫でる 騒々しい車のバックライト 僕は眼を細めた 愛を求め疲れきった彼女は気付かない 齷齪回る世の中で 自由や夢を探す事に意味なんてあるのか いつだって誰か一歩踏み出そうとする度に 涙はこぼれる 信じていたものさえ見えなくなりそうで 震えているのか そんな心もしまいこみ 掴みたいと思った夢がある