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ネイビー

つま先が冷える夜中
無数の星がまばたきしてるような気がして
胸のそこここが騒つくの
息は、ひとりでもできるんだよって
言われてるみたい
いつの日かはさみで切った小指の糸は
端切れだけ
私に残っている
濡れた歩道に反射してどこにいるのか見つからない
そんな人を追いかけてみた
お気に入りの靴が濡れるから
もうやめた
いつだって素敵でいられたらな
優しい人は微笑むけど、
三日月はただ夜を照らしている

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