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眠るわたしを乗せてバスは走っていく

きん、と凍った冬の朝のこと。
ぬくいカフェオレを啜ったこと。
覆いかぶさる入道雲に慄いたこと。
拡散する世界の美しかったこと。
夕日が、白壁を黄金に染め上げていたこと。
月を見上げるうさぎのこと。

さようなら、切り取ってきた景色たち。

さようなら、幾年前のわたしたち。


(IDとパスをうっかりなくしてしまったので再登録しました。元・波止場です。落ち込みつつも元気です。)

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  • はと!!ほんと久しぶりだ…

    幾年前のぼくらのこと、忘れられないと思い出せないのが半々で、懐かしいような恥ずかしいような不思議な気持ち…笑
    でもまた此処で会えて嬉しいよ。お帰りなさい。

  • シャアさん>>
    お久しぶりです、ご無沙汰してます、本当に……。
    懐かしいわたしたちはもう思い出の中だけで、振り返ることはできないのだなぁと少し寂しい心持ちです。
    私のことを覚えていてくださってありがとう。ただいま。