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兵隊人形

何かに操られている
僕たちは
冷たい床に座り込んでいる

首を傾げた子どもが
潤った目で
見つめてくる

意図なんてしてないのに
勝手に身体が動く
誰かの声がして
僕はそこらへんに

届きやしない
この聲は
一人でずっと抱えてる
空の世界は思ってるよりも
広いから
もう縛られたくないや

誰かに遊ばれてる
僕たちは
狭い部屋でギュウギュウになってる
いつも僕を掴んでる子どもが
輝く目で
睨んでいる

思ってもいなかったよ
まさか此処で会えるとは
そう思う間もなく
君は連れ去られていった

伝わりやしない
この望みは
いつしか僕の肩の荷に
此処だけが全てだと思ってた
でも知ってしまった

抜け出したい
せめて魂だけでも
自分の足で立ちたい
飛び回りたい
こんな世界はもう嫌だ
こんな世界を抜け出したい

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そらの未来

あの日の僕が
君に言う
空は限りなく青いと

また嘘をついた
僕は未だに
黒い「本当」に覆われてる

遥か遠い場所には
輝くものがある
想い出すんだ
あの頃の光を

懐かしいものが今も
此処に届いている
星を見て涙した日を
忘れぬように
そっと手を伸ばす
また陽が昇るのを
待ち続けると
僕は残すから

あの日の記憶が
目を覚ます
まだぼんやりしてるけど

まだ嘘をついてる
僕は今日も
布団のなかにくるまってる

誰も知らない場所には
大切なものがある
想い出すんだ
あの頃の君を

懐かしいことが今も
此処に残ってる
空を見て笑った日を
忘れぬように
そっと手を伸ばす
またあの風が吹くのを
待っているからと
僕は守るから

未来の声が今も
此処に聞こえてる
夢を見て泣いた日を
忘れぬように
ずっと大切にしていたい
いつか君が来るのを
待っているからと
僕は歩むから
僕は逢いにゆくから




前回は、リアクションをたくさんいただき、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。