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教室の副流煙

副流煙、を知っているだろうか。
煙草の火をつける側、即ち喫煙者が直に吸わない方の煙である。ちなみに直に吸う方は主流煙という。
この副流煙には、有害物質が主流煙の何倍も含まれている。
つまり、煙草を吸っている本人より、周りで副流煙を吸う方がダメージが大きいのである。

言葉も同じなんじゃないだろうか。
口にした側より、された側の方が、良くも悪くもその言葉をもろに受けるのだ。

そんな訳で、今日も私は教室の隅でこそこそ過ごす。
あまり彼らの近くに居ると、暴言の過剰摂取で中毒死しそうだ。
例えそれが、私へ向けての言葉でなくとも。