「じゃあ聞くわ…貴女、わらわと手を組まない⁇」
ヴァンピレスはそう言って首を傾げる。
わたしは自分の答えをどんな風に告げるか少し迷っていたが、わたしに回答を促すように目を向けるヴァンピレスに気圧されたのと、さっきネロ達と話した内容に背中を押されたのとで、わたしは思い切ってこう言った。
「ごめんなさい」
わたしはあなたと手を組めない、とわたしは言い切る。
ヴァンピレスは…なぜ?と顔から笑顔を消して尋ねる。
わたしはそのまま続けた。
「だって、あなたと手を組んだら、もしかするとネロ達に危害があるかもしれないでしょ⁇」
「まぁそうかもしれないけれど…でも、必ずしもそうなるとは限らないわよ?」
わたしの言葉をヴァンピレスは否定するが、わたしはそれでも、と言う。
「わたしは、あの子達や、その仲間達が傷つく可能性があるのなら、わたしはあなたの提案を受け入れられない」
…だって!とわたしは語気を強めた。
「ネロ達は、わたしの大切な友達だから」
わたしははっきりと言い切る。
ヴァンピレスは傾げていた首を元に戻しつつ…そう、と呟いた。