表示件数
0

百舌鳥と愉快な仲間たち_10

_アリエヌスの体内
「もう無理。疲れた」
「えっ!?ちょっと、お前、休むな!!」
二人はアリエヌスの体内を歩き回り、若干肉の厚みが薄そうな場所を見つけてそこを狙って攻撃していた。しかしいくら攻撃しても外に繋がりそうがなく、カウダはレヴェリテルムをアリエヌスに刺したまま息をついて寝転がってしまった。ブケファルスは慌ててカウダに言い募る。
「早く出ないと死ぬっつーの!わかってんのかよ!命の!危機なの!」
「わかってるよ…だから疲れた僕の代わりに頑張って?僕はこういうタイプの戦闘には向いてないの。ほら見て?レヴェリテルムが包丁なんだよ?」
「だからって…!もーー自分勝手!!お前もそう思うよな!!Uccello balla lingua cent!!」
「前から思ってたけどレヴェリテルムに話しかけて答え返ってくるの?」
カウダがそう呟いた直後、アリエヌスの身体が遥か上の方で揺れた。