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フリー世界観『世界の終わりと山姥少女』②

・”バーバ・ヤーガの使う魔法”
バーバ・ヤーガが使う魔法は、大きく2つに分かれる。
一つは外敵を排するための『外向きの魔法』。
もう一つは、内部の住人を饗すための『内向きの魔法』。
基本的に前者は対象に危害を加えたり防御する戦闘のための能力であり、後者は対象に利益を与えたり『箱庭』や人間にとって有利に働きかける能力である。それぞれがどのような魔法になるのかは、個体ごとに異なる。
また、バーバ・ヤーガが魔法を使うためには、肉体の一部が自分の”鶏小屋”に接触している必要がある。バーバ・ヤーガとは『家を守ること』を至上命題とした生物であり、その力は「招かれざるものを排し、招き入れたものを饗す」ためのものなので、家との繋がりが切れれば魔法を使う意味も無くなるためだ。
1㎜でも離れれば魔法が使えなくなるし、布1枚隔てた状態でも駄目なので、バーバ・ヤーガには素足で活動している者が多い(足裏を着けていれば魔法発動条件を満たせるため)。

・”ルイニ”
”鶏小屋”内部は、広大な箱庭空間になっている。バーバ・ヤーガに保護された避難民が入るのは、この『箱庭』側である。しかし、バーバ・ヤーガだけは外見通りのあばら家の屋内空間に入ることができる。このあばら家の内部空間を”ルイニ”と呼ぶ。バーバ・ヤーガ専用の生活の場であり、”ルイニ”に入れるのはバーバ・ヤーガと、その”鶏小屋”を所有するバーバ・ヤーガに許可された者だけである。ちなみに、別の”鶏小屋”のバーバ・ヤーガも自由に他所の”ルイニ”に入れる。基本的にはバーバ・ヤーガ専用の空間なのである。

・”ストゥープカ”
細長い臼のような形状の乗り物。所有者であるバーバ・ヤーガが上に乗ることで浮上し、所有者の意思で自在に操作できる。普段は”ルイニ”の隅に置いてあり、外出の必要がある際はこれに乗って移動することが多い。”ストゥープカ”に乗っているバーバ・ヤーガは、それに接している間『外向きの魔法』のみ使うことができる。