・使役体
能力者がエネルギーの一部を切り離して実体化させた使役存在。最大で全長20㎝程度の小さな生物の姿をしており、事前に設定した行動プログラムに沿ってある程度の自動行動が可能。
能力の遠隔発動や行動支援の他、再分解して吸収することで、生成時に切り離したエネルギーを回収することも可能(黒属性の場合はそもそもエネルギーが無尽蔵のため無意味だが)。なお、破壊された使役体のエネルギーは回収できない。
召喚数に上限は無いが、1体召喚するごとに能力者の最大エネルギー量の5%程度が切り離されるため、十分なエネルギーが無ければ召喚はできない。また、使役体による能力の遠隔発動には能力者自身の残存エネルギーを用いるため、能力者のエネルギーが枯渇するとただのバッテリー兼マスコットに成り下がる(ただし、黒属性はその限りではない)。
能力者の適性色によって、現れる動物の種類が変わる。
赤属性の場合、毛皮や羽毛に包まれた生物(哺乳類、鳥類)が現れる。
青属性の場合、鱗や粘液に覆われた生物(魚類、爬虫類、両生類)が現れる。
白属性の場合、人型に近い存在(天使型、妖精型、小人型等)が現れる。
黒属性の場合、機兵や異形の魔獣が現れる。
・異能四属性(後半)
③赤:明らかなる”有”。”黒”の力から発展した属性。反応、変化、分断の特性に適性が高く、攻撃能力に優れる。
『エネルギー利用』という一点に特化してシステムを簡略化し、実用性を上げたもの。文字通り”無尽蔵”の黒属性と異なり能力者自身の保有エネルギーを消費するため、燃費の面が弱点になる(エネルギー切れのリスク自体は白・青属性にも存在する)。
最も単純なため、他の属性の能力者が後天的に習得することもある。
④青:淡やかなる”有”。”白”の力から発展した属性。鎮静、成長、融合の特性に適性が高く、防御や補助、特殊性に優れる。
”白”本来の自由度を敢えて一点に絞ることで、安定性を高めている。
防御や補助に特化した能力は青属性に多いが、中でも鎮静・回復・弱体化など、ベクトルが『過去』に偏っているものは青属性に多い。源流たる”白”は『未来の色』であるが、未来は時の流れに呑まれることであらゆる時間の中に内包されるため、”青”が『源流を向く』ということは、未来を見ることにも過去を見ることにもなり得るのだ。
能力そのものの設定しか無く、ストーリー云々以前の問題なため、本編を書き進める気が特に無い世界観です。誰が、何と、何のために戦うのかすら分かっていません。すべてが自由だ。というわけで、使いたい人がいたら使って良いです。
設定はあと2投稿分ほどあるので、この設定①が反映されたら続きも投げます。
・異能四属性(前半)
4つの色になぞらえた異能属性。”無”の2色と”有”の2色が存在し、”無”は出力理論値が高く”有”は扱いやすい。能力者毎に適性色があり、適性色が”黒”の場合は”赤”、”白”の場合は”青”にも副次的適性がある。適性外の属性の習得難易度は『黒>(越えられない壁)>白>(かなり高い壁)>青>赤』の順で高い。
①黒:原初の”無”。世界を過去に遡り最初にある、完全な虚無。『”0”たる原点の色』と言い換えても良い。そこには境界も法則も、”限り”すら無い、純粋で莫大なエネルギーの暴力。唯一にして最大の難点は、それを制御し任意の形に変換することが極端に困難である点。
その難易度は喩えるなら『無限のエネルギーを内包する永久機関(何故か存在する)からその保有エネルギーを引き出す』ようなもの。前提からしてあまりに常軌を逸しているため、先天的な才能以外で習得することはできず、習得者の総数は異能者全体で最少。
②白:作られた”無”。生まれ、栄え、朽ち、消えていく自然と理論の先に存在する虚無。『まだ存在しない未来の色』と言い換えても良い。何も無いからこそ、如何様にも塗り替えられる。
その染めやすさのために応用発展性は極めて高く、他の3属性では遠く及ばぬ自由度を誇るが、それ故に安定性が極端に低く、強固な意志と想像力で形を明確に一意に定めなければまともに出力できない。
僅かな邪念も交える事無く、1つの明確なイメージを保ち続ける必要がある。