ロマンチストな君は急に言い出した。
寒いのに、とリアリストな私は返した
君はそれでも見せたいんだと
渋々私はついていった
道中の空気は悪かった。
眺めているだけだった。
とりとめもなく会話もせず
それでも君はにこにこしていた
車が止まって、外が急に変わった。
零下の満天の星、
輝く幾筋の光、目下に広がる街明かり
この景色を見せたかったんだと君は言う。
リアリストな私でも今日だけは
ロマンチストになっても良いのかな
きっとこの気持ちもこの星空も
君の無邪気な笑顔のせいだろうから