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2015年8月30日

夏休み最後の日曜日、自分は新木場スタジオコーストにいた。これが『閃光ライオット』から数えて3年連続3回目の参戦。今年もぼっちだったから、RNにがつマカロン ちゃんと一緒に1日を過ごした。というのも彼女とは昨年の『閃光ライオット2014』からの帰り道、たまたま同じ電車に乗り合わせ、それもTwitterを通して知り合った。だからちょうど1年ぶりの再会。お互い気を使いすぎてしまいどことなく会話がぎこちない。それでも、腕を上げ、声を出し、全身で音楽を浴びた。
彼女は「みきなつみ」ちゃんの演奏中ずっと泣いていた。でもそれは感動したから泣いたわけではなかった。”悔しさ”から生まれたものだった。それを知ったとき、自分はふと思った。「今まで”悔しい”と思ってきただろうか?大学受験に失敗して浪人しているのに、同級生は大学に進学しているというのに、そんな感情をこの半年間で感じたことがあっただろうか?」僕は自分を恥じた。1つ年下の女の子は壁にぶつかりながらも必死でもがいているというのに、自分はどこかで甘えてきたこの現実に・・・
『未確認フェスティバル2015』は忘れていた”悔しさ”というものを思い出させてくれた。昨日からもう九月、センターの願書も配られた。やらねば、全力で。RNにがつマカロン ちゃんは帰り際、「来年はステージに立てるよう頑張る」と言った。じゃあ俺は、「来年こそ合格という2文字を掲げられるよう頑張る」だな。
ありがとう、『未確認フェスティバル2015』。ありがとうRNにがつマカロン ちゃん。そして、来年は君がステージで笑顔で演奏している姿が見たい。才能はないわけじゃない、あとはその才能を磨く努力をするだけ、応援してる。だから俺もあと半年全力で駆け抜ける――――