私たちができること
私の住む山形県には被災した方が避難しにきて、今もたくさん住んでいます。
私は小学4年生の時に震災を経験しました。新学期から私のクラスには福島から男の子が1人来ました。私たちは幼いからもありますが思いやりの心で今までもずっと友達だったかのように仲良くしました。その男の子の心の支えに少しでもなったならよかったです。
その男の子は頭が良く、自分の可能性を広げるために、6年生に上がる時に埼玉県へ引っ越しました。
避難してきた方がたくさんいるこの山形県では、住む場所や食べ物を与えるだけでなく
あたたかく大きな心で迎えてあげられた。
そんな人たちが少しでも安心して暮らせるようにできたのだと思います。
ガレキが片付いても心までは機械ではどうにもできない。人と人との繋がりを再確認するのに、震災から5年のこの日がぴったりだと私は思います。