世界が幻ならどうする?と星が呟く。 どこまでが幻でどこからが現実なのかわからないと僕は呟く。全部幻なんじゃね?と彼は呟く。幻とかありえるの?と彼女は呟く。人それぞれ。幻を前提とした時点で自分は存在してない。違う?でもわからない。人それぞれだから。
もし過去が変えられるなら もし未来を変えられないなら もしゲンジツを現実と変換できなくなったら 何を捨てて何を選べば世界は前進するんだい?
どうせ変化しない毎日に何を期待しているの? 何故モノトーンな日々に色を求めるの? たぶん自分の主人公は自分だから。 自分を創りあげるのは自分だから少しでも豊かでいたいんだと思うよ。きっと。 じゃないと分からなくなるんだろう?
夜の静寂の中に感じる孤独。でもちょっとしたワクワクとドキドキのメロディー それを奏でる2人の声。それと同時に一筋の光で繋がる全生徒。それだけで曇りの宙にも星を感じる。そう。それがSOL